一度来てくれたお客様に、もう一度頼んでもらうために。小さなお店のリピートの仕組み
新しいお客様を探すより、一度頼んでくれた方にもう一度選ばれるほうが近道なことがあります。顧客台帳の残し方と、案内を送る時期の決め方を整理します。
新しいお客様に見つけてもらうことは大切です。でも、一度頼んでくれたお客様は、すでにお店のことを知っていて、仕事ぶりも見ています。そうした方にもう一度選んでもらうほうが、ずっと近道なこともあります。小さなお店でも無理なく続けられる、リピートの仕組みを考えます。
1. まず、お客様の記録を残す
リピートの仕組みは、記録から始まります。手帳、紙の台帳、表計算ソフト、どれでも構いません。最低限、次のことが残っていれば十分です。
- お名前と連絡先(案内を送ってよいかどうかも)
- いつ、何を頼んでくれたか
- そのときのメモ(ペットがいる、駐車場の場所、好みなど)
2回目の依頼のときに前回の内容がすぐわかると、聞き直しが減り、「覚えてくれている」という安心にもつながります。
2. 次に頼みたくなる時期を知る
多くの仕事には、自然な「次の時期」があります。
- 季節で決まるもの:エアコンの掃除、庭の手入れ、季節の商品
- 年数で決まるもの:設備の点検、消耗品の交換
- 行事で決まるもの:誕生日、記念日、年末年始、お盆
前回の依頼から、どのくらいたったら次の案内がちょうどよいか。自分の仕事の周期を一度書き出してみましょう。
3. 案内は「売り込み」ではなく「お知らせ」として
時期が来たら、短い案内を送ります。
- 前回の内容に触れる(「昨年の◯月にエアコンのクリーニングをご依頼いただきました」)
- 次の時期であることを伝える
- 連絡のしかたを添える(電話、予約のページ)
回数は控えめに。必要な時期に、必要なことだけを伝えるほうが、長く読んでもらえます。
4. 連絡先の扱いに気をつける
お客様の連絡先は、大切な預かりものです。
- 案内を送ってよいかを、最初に確認しておく
- 「もう送らないで」と言われたら、すぐに止める
- メールで広告や宣伝を送る場合は、特定電子メール法のルール(同意の取得、送信者の表示、配信停止の方法など)に沿う
- 台帳を、関係のない人が見られる場所に置かない
5. 続けられる仕組みにする
忙しい時期ほど、案内を送ることは後回しになります。「毎月はじめに、今月が時期のお客様を見る」と決めておく、あるいは時期が来たお客様を自動で知らせてくれる仕組みを使うと、無理なく続けられます。
顧客台帳と、リピート案内の時期のお知らせ
シゴトベースの受付管理では、届いた依頼から顧客台帳が自動でつくられ、同じお客様の依頼はひとつの履歴にまとまります。作業完了から一定期間がたったお客様を、案内の時期としてお知らせします。
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